「倒れない計画術」感想ブログ
メンタリストDaiGo著書の「倒れない計画術」を買いました。
感想を書いていこうと思いまーす。
挫折しないように簡単に…
この本は、
「計画を立てるだけになってしまう」
「計画を立てれるがいつも失敗する」
「効率の良い計画が立てれない」
「新しいことに挑戦したい」
などという人におすすめの本です。
まさに私ですね。当てはまる人は多いのではないでしょうか?
購入理由
ちなみに、私の購入理由は
の2つです。
まああとはバイトで家庭教師をやってるんですけど、よく授業計画や宿題で「これは本人にとってこなせる量なのかな?」とよく心配になるんですよ。
ここまで終わらせなきゃ行けない、と、これだけの量できる、は違いますから。なので計画術を学びたいと思ったんです。
感想
一言で言いますと、とても役に立ちました。
DaiGoさんの本やYouTubeでおっしゃることは、だいたい全ての方法に研究のお墨付きです。
これは〇〇大学の実験で〜や、〇〇教授の実験では〜など。
それに全て基づいて方法が書いてあるのでとても信ぴょう性や具体性があります。
よくある
「おれはE判定から東大合格したぞーーーー!その計画の立て方はこうだ!!ドン!!!」
「おれは成功者だから正しいんだーーー!誰でも出来るんだーー!さあ!みんな真似しろ!!」
という、根拠ない、成功者の体験に基づく方法とは違います。(ちなみに私はそう言う成功本が大好きで、家に何冊もあります😉)
まあそういうのは、自分に当てはめて失敗した時、「元の頭がよかったんだなぁ」「自分が悪いんだ」で片付けてしまいがちです。
この本は、計画を挫折してしまう人のやりがちな失敗を研究や実験に基づいており、さらに解決法も研究や実験に基づいています。
「解決法よんでも具体的にどうやるんだよ!」という人のためにDaiGoが解決法の具体例までついています。私はその具体例でいつも理解しています。ありがたいです〜
さて、一応言っときますが、私は成功本を否定したい訳ではありません。成功本はやる気が出ますし、ビリギャルとか私は映画見ましたし、本も買いました。
成功本を実行して出来るようになったことも結構ありますし、実際、成功本ばかり読んできた私にとっては、この本と成功本の計画術は被るところが多々あります。(多分成功した人は効果のある計画をしたので成功しているのでしょうね。)
じゃあ新鮮味ないじゃん! と言われてしまいそうですが、そうではありません。
比べたところ、成功本の計画術がまあ100とすると、この本は250くらいの情報量と具体例が書いてあるなって感じです。
分かりにくいですか!?ごめんなさい!
具体的に言うと、同じやり方でも、成功本は格言、その解説みたいに1.2ページくらいで、まとめてあるのが多い印象です。
しかし、この本は、
こういうテクニックがあります!
みなさんはこういうことありませんか?
こういう実験と研究がありまして
それによるとこうするのがいいですよ
こうするためにはこうすればいいよ
例えばこういう目標ならこうなるよ
じゃあこうやって計画たてればよいよね
という流れでひとつの方法をだいたい書いています。
説得力もありますし、研究成果に基づいているので、成功本で当てはまらなかった人も、当てはまる人も多いんじゃないかなとおもいます。
細かい計画術は買って読んで欲しいですが、1番なるほどな、と思ったものだけ感想を書きたいと思います。
それは順調に進んでいるという錯覚にハマるもの集にあった
「人は誰かに目標を話したことによって『順調だ』と錯覚してしまう」
というものです。
例えば、みんなの前だったり、カフェやバーで初対面の人だったりに「おれ、TOEIC990とるから!」と宣言したとします(東大は批判買いそうなのでTOEICにしました)。
すると相手はどういうでしょうか。
「すごいね」「がんばれ」ときっと祝福してくれるでしょう。
なぜか?それはその人はあなたへの評価は気にならないし、なんのプレッシャーも受けないからです。
そしてそんな祝福の反応をみるのには気分が良く、あなたは既に目標達成に向けて近づき始めたような気分になっていきます。
ここに落とし穴です。
目標に向けた準備、素晴らしい段取り、スケジュールを周囲の人に語ること、チーム内で共有することで、逆効果になってしまうことがあるそうです。
これもニューヨーク大学の心理学者ピーター・ゴルウィツァーが研究成果をだしています(どういう研究でどういう結果かは、詳しくは本を読んでね)。
じゃあどうすればいいか。3つ選択肢があるそうです。
あんまり書くのは、本の営業妨害みたいで嫌なので選択肢のみ書きますね。
- 目標は一切、口外しないこと
- 打ち明ける相手を限定する
- 綿密なプランを立て、目標に合わせて公表する
この3つです。具体例や細かい解説は本を読んでください。
私はこれを聞いて1番なるほどな、と思いました。
(もちろん私の一番なので人によってはもっと、なるほど!と思うことはあるでしょうけど。)
よく見るのは「計画や目標は人に言わなきゃだめ!言うと、やらなきゃっと奮起しできるようになるよ」という言葉です。
でもこれって、正論っちゃ正論なんですけど、結局祝福してくれる人や、自分とあまり関わりがない人に言ってもなんも意味がないんですよね。
自分に「間違ってるよ」と意見してくれる人、自分にとって何が大切かわかっている人じゃないとダメなんですよ(本の選択肢2曰く)。
私は昔これを知らずに、親やTwitterに「〇〇大受かるー!」「〇〇点目標!」「〇〇点とる!」と言いまくってました。(笑)
実際言った目標は達成したかと言うと……
恥ずかしながらなにも達成していませんーー!
おかげで親には低レベルしか無理だというレッテルを貼られました。本心ではいい点数やいい大学に行ってほしそう感がひしひしあります。みなさんも気をつけてくださいね。まあ裏切ったのは私ですけど…
多分わたしも、宣言して満足したんだと思います。
みなさんもそんなことありませんか?
私は今回この計画術を読んで立てた目標、計画は言わないことにしました。
みなさんには秘密です…ふふ。
(あまりにも言うことが当たり前すぎてうっかりブログに書きそうになったことも秘密です。)
あ、でも学校のTOEICの先生には言うことにしました。
計画表を見てもらうためです(親にその章を読む前にちらっと言ってしまいましたが、速攻否定されたので、まあノーカンで)。
この計画が続けられるといいな。もしも続けば覚えてる限り初めて続いた計画になります!
綿密に立てたし、失敗した場合も考えたのできっと大丈夫!なはず!
まあ話はズレましたが、結構オススメです。
バイトの生徒にも勧めようかなとちょっと思ったくらいでした。
計画が立てられない、目標が達成出来なくて悩んでる人、編入試験受ける人、ぜひ読んでみてね!
ではまた!!!